どうも、今年もあと2日になったけど特に変わらずのセミくんです。
「減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ (高坂勝)」を読んで、セミリタイアを志している私の心に刺さったことを紹介します。
高坂勝さんとは
- 1970年横浜生まれ。大手小売企業に務めるも、30歳の時に退社
- 1年の旅を経た後、独学で料理を学ぶ。
- 2004年、小さなORGANIC BAR「たまにはTSUKIでも眺めましょ 」オープン
- NPO SOSA PROJECT 代表 緑の党グリーンズジャパン 初代共同代表
売上が多いからバーの営業日数を週休2日から3日に変更したり、「働かない自由」があることを提唱
我らセミリタイアを志す人間としては気になる方です。
私がこの本を読んでオッと思ったこと
ローンを組んでしまうと人生の選択肢が減ってしまう、私はそう考えます。「仕事が辛いから、解放されたい」「転職したい」「新しいことにチャレンジしたい」……という相談を受けても、家のローンを理由にして躊躇している方をたくさん見てきました。だから、住まいは借りているほうがいい。
高坂勝、『減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ 』ちくま文庫
持ち家VS賃貸という話は昔からありますが、私も高坂さんと同じく賃貸派。
良い一軒家がものすごくお買得に手に入る場合はその限りではないですが、基本的に家を購入することは場所的にも金銭的に大きなハンデを負ってしまうと思っています。
また、それ以外にもローンが返せるのだろうか、ご近所にどのような人がいるのか等の精神的な呪縛が私にとってはきびしい。
セミリタイアを目指している人は自由を目指している人が多いと思うのですが、家のローンがネックになってしまって断念している人がいるのだろうなぁと
米と大豆は日本人に欠かせないもの。米は主食のご飯になります。大豆は日本食を支える味噌と醬油に変化して、食を豊かにしてくれます。調味料としての役割だけでなく、発酵食作りの必需品でもあります。納豆、豆腐、枝豆も大豆です。肉を減らしたときの貴重なたんぱく源にもなります。 この二つのアイテムを自給できれば、何があっても生きることができる
高坂勝、『減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ 』ちくま文庫
私の普段のお昼ご飯は、白ごはんと納豆です。
ぶっちゃけこれを食べていたら、とりあえずは生きていけると思っています。
セミリタイア志望の人は食費も抑えることを考えている人も多いと思いますが、米と大豆は基本的に安いです。
安くて、最低限の栄養も取れるこれらはリタイア後も主戦力になってくれる大事なお供です。
まとめ
高坂さんは世界を旅したり、自分の夢を叶えるために料理修行をしたりと、とてもアクティブであると同時に、働かない自由を提唱するなど破天荒な方だと思いました。
今でこそ、働き方改革で週休3日などが出てきていますが、昔はそのような人はあまりいなかったでしょう。
そんな時に自分の信念を貫き通すというのは、なかなかできないことだと思います。
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